焼酎瓶の擁壁 in 常滑探訪①

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設計ブログ

仕事で常滑に行ってきました。

かねてから常滑には興味があり、以前「フランクロイドライトのスクラッチタイル」というブログでも書いてますが、焼き物やタイル、煉瓦の産地です。

そして、とても見ごたえのある町並みと建築群でした。

魅力の一つは焼酎瓶の擁壁です。

街の至る所の擁壁(高低差のある敷地の土留め)になんと焼酎瓶が積まれています。

なんとも規則的な姿がタコの吸盤みたいで面白いです!

焼酎瓶はこんな姿です。

瓶も相当大きい。昔の人はこんなに沢山焼酎を飲まれたのでしょうか。お店用かしら。

瓶を擁壁に使う理由を聞いてみた所、生産した焼酎瓶も何割かは不良品があったらしく、廃棄というよりうまく再利用しているようです。

また擁壁だけでなく建物の基礎にも使われている所が面白いです。

何でもうまく利用してしまうのですね。

ちなみに焼き物は地面や塀など至る所に使われています。

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