ピストグラムが可愛いらしい台中国家歌劇院の案内標識

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スタッフの休日

ピストグラムとは今でいえばアイコンと言えばわかりやすいかもしれませんが、トレイのマークや車いすのマークなど人や物の形をシンプルに表現した記号のことです。東京オリンピック開催時に日本語が読めない外国人観光客用に発明されたものと言われてます。

台湾の中部の大都市、台中に2016年にオープンしたオペラハウス台中国家歌劇院で見かけたピストグラムが可愛らしかったので紹介します。

台中国家歌劇院は日本の建築家、伊東豊雄が設計した建物。建物のコンセプトは「音の洞窟」、外観も曲線を多用してますが、特に内部空間は壁やら天井が曲線でつくられ、耳の内部を表現しているともいわれています。

台中国家歌劇院のトイレにある標識です。鋳物でできた人型の標識が、壁を沿って歩いてきた人に見えるように壁から突き出てたり、正面から来た人に分かるように壁に貼り付けてられていたり、それらの様子がとても可愛らしかったです。
壁が曲線状になっているので、普段よく見る平面のプレート標識を壁に貼れなかったのでしょう。アイデアがとても面白いピストグラム。

ちなみにこの台中国家歌劇院を設計した建築家、伊東豊雄は台湾でたくさんの建物に携わっています。

社員旅行で台北へ行った時に見た伊東豊雄が設計した図書館の事は下のリンク先で書いています。
台北:国立台湾大学社会科学部図書館

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