初めての場所へ訪れる時には、今昔MAPというサイトを愛用しています。
このサイトでは、現在の地図と並べて古地図や古い航空写真を表示でき、GPSで現在地も現わせるのです。
携帯で現在地が昔どんな地域だったか、例えば集落だったか田んぼだったか、川だったかなどがおおよそ分かります。
例えばビーバーハウスのある平野区の喜連西を見て見ると、現在では建物ばかりで都会だと思っていたのに、明治41年では周囲は田んぼだらけの田舎だったことが分かります。
しかもどうやら昔は池のヘリだったようです。
会社の前のバス停は喜連西池という名前でしたので、ここに大きな池があったのでしょう。
そういわれてみると…会社の横に善法寺というお寺がありますが、そこには結構大きく深そうな池があります。池の名残かもしれません。
池だった所には警察や職業安定所など公共施設が立ち並んでいるのも、池を活用したからかなと想像がつきます。
先日阪神高速松原線の瓜破交差点橋梁の掛替工事が話題になりましたが、ちょうど昔の池の部分だったのも橋の沈下の原因だったのかもしれません。
また建て替えなどを検討する際は、この地図を照らし合わせることにより、昔は集落だったか、田んぼだったか、池だったか、湿地だったかが分かり、地盤が固いかどうかをある程度予測できるので、地盤が強いか地盤改良工事がいるかの予測がしやすくなります。
歩いた経路も表示できます。
昔の航空写真も。新しい土地を訪れた際にはこの今昔MAPを利用すると、古民家発見の手掛かりにもなり、その土地の成り立ちの歴史も見えてくるので楽しく使わせてもらっています。
是非活用してみて下さい。