うめきた公園、街と広場のある空間の役割

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スタッフの休日

梅田北ヤードの跡地に建設中のグラングリーン大阪、そのグラングリーン大阪の中にある「うめきた公園」の南半分が9月に先行オープンしました。
うめきた公園の広さは全体で約4万5000㎡の広さ、今回先行オープンした部分の広さはその約半分、現在当社が戸建て分譲している分譲地松原ココラスと同じくらいの広さの公園です。

梅田の様な繁華街はどこも大量の人々が狭い歩道や通路を行き交い、ベンチや広場のような休憩する場所が無くとても疲れる空間でした。

このうめきた公園には何もない芝生の広場と噴水の遊水空間、それを囲む空間にはたくさんの座るスポットがあり、とても開放的で休憩できる場所でした。
先日梅田に立ち寄った際に行ってみたのですが、たくさんの方がその公園でゆっくりとしてました。

上の写真はエストニアのタリンという街の旧市街地にあるメインの広場。
ヨーロッパの昔の街は城壁に囲まれていて、城壁内に建物が密集し街路も入り組んでいます。
そんな密集した街には中央に市庁舎と広場がセットになっている事が多いです。

混みあった梅田の街からうめきた公園に入った時の開放感と、ヨーロッパの旧市街を散策して大きな広場に遭遇した時の感覚がとても似ていました。

上の写真は全87区画の当社戸建分譲地松原ココラスで造った公園です。当社で公園デザインと施工を行い、管理は松原市で行っています。
街をつくる際各市町村によって公園を設置しないとけいない条例があります。全87区画の大型分譲地松原ココラスもそれに伴い公園を設置しました。

現在は松原ココラスの分譲も進み、公園は住人の方や隣接するスーパーの利用者がたくさん利用する広場の様な場所となっています。

広場には色々な役割があります。
うめきた公園には災害時の避難場所としての役割、中世ヨーロッパの広場には集会や祭りなどの政治や経済的な利用、そして松原ココラスの公園には大雨時の洪水対策が施されています。これについては以前の記事をご覧ください。

という訳で今回は週末にグラングリーン大阪に行ったので、広場に関連して色々書いてみました。

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