伝統工法体験 (とんとん葺き)

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とんとん葺きって聞かれたことがあるでしょうか?

「とんとん」 なんとも心地よい響きです。

何かというと、いわゆる「昔のアスファルトルーフィング」です。

屋根の防水下地ですね。屋根に薄い木の板を貼ることで防水するのです。

今回は杉板を重ねて貼っていきます。

なかなか綺麗な板。木好きの私はこの時点でうっとり。左右に曲げるとパキっと割れるので注意が必要です。

この指3~4本くらいを見せて重ねていき、タッカー(ホッチキスみたいなもの)でバチっと叩き固定していきます。

昔は大工さんが口いっぱいに細釘を口にほおばり(くわえ)プッとふきながら軽快に釘を打っていったとか。(見てみたい)

その釘を打つ音が軽快に「トントントントン」という音がするので「とんとん葺き」というのだそうです。

棟が難しい。

そして綺麗に仕上がりました。

もうこれだけでも綺麗だね~。という声があがりました。

これだけでも2~3年持ったりするらしく、昔は予算が無い場合こんな状態でしばらく置くこともあったらしいです。

今では文化財くらいしかしないと思うので、貴重な体験をさせて頂きました。

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