天然のスレート葺き

SHARE ON
「藤乃庵」モデルハウス
設計ブログ

雨が続きますね。

今日は昔見た、珍しい屋根材を紹介します。

屋根材でスレート葺きというと現在では多くはカラーベスト葺きを指します。

カラーベストはスレート風にデザインされた物で、セメントと繊維素材を混ぜて薄い板にしたものなので、現代の住宅で最も一般的な屋根葺き材なのではと思います。

 

でもスレートにも本物(天然の薄い石)があり、昔の洋館などには良く使われていて、有名な建物では東京駅なんかも天然スレート屋根のようです。

先日ご紹介した藤森照信さんの自邸「タンポポハウス」は屋根だけでは無く、壁も石貼りですね。

この写真は滋賀県にあるヴォーリズ設計の伊庭邸の屋根です。

軽快な雰囲気で、天然スレートでしか出せない自然な風合いが綺麗です。

https://www.bh-chumonjyutaku.com/lineup/yawaragi/fujinoan/

 

pagetop