雨が続きますね。
今日は昔見た、珍しい屋根材を紹介します。
屋根材でスレート葺きというと現在では多くはカラーベスト葺きを指します。
カラーベストはスレート風にデザインされた物で、セメントと繊維素材を混ぜて薄い板にしたものなので、現代の住宅で最も一般的な屋根葺き材なのではと思います。
でもスレートにも本物(天然の薄い石)があり、昔の洋館などには良く使われていて、有名な建物では東京駅なんかも天然スレート屋根のようです。
先日ご紹介した藤森照信さんの自邸「タンポポハウス」は屋根だけでは無く、壁も石貼りですね。
この写真は滋賀県にあるヴォーリズ設計の伊庭邸の屋根です。
軽快な雰囲気で、天然スレートでしか出せない自然な風合いが綺麗です。
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