藤森照信さんのお話のつづきです。
藤森さんの本によく芝棟についての愛情が書かれています。
「芝棟」って、、?? そうですよね。あまり耳にしませんよね。。
こんなのです。
マニアックです(笑)。古民家好きの私も、生きている民家でそれらしいものを見たのは1度くらいしかありません。それも一瞬で本当に芝棟だったかどうか。。
ただ家がさびれて草が生えてるだけじゃないの?と素朴な疑問が湧いてしまいますよね。
それが違うのです。「芝棟」とは、かやぶき屋根の棟の部分に芝土で固めたもの。植物が根を張って固定し雨風に強い手法らしいのです。本当に。。?土が流れないのかなあと思うのですが。。
生えているのは芝だったり、花だったり、木だったり。(なぜ木が?種が飛んだのでしょうか)
昔は地方に沢山あったみたいで、箱根の当時の街並み写真を見ると芝棟がずらりと並んでいたそうです。
藤森さんはこの芝棟がとてもお気に入りみたいです。
なんだか見てるとほっこりします。
草引きの必要性は無さそうで良いですね。