雨にぬれた紫陽花が美しく咲き誇る季節となりました。
6月は『水無月』とも呼ばれます。
梅雨時で雨の降りやすい季節にも関わらず、『水が無い月』と表し不思議に感じます?
水無月の『無』は、『の』にあたる連体助詞であるため、『水の月』という意味になるそうです。
田植えが済み、おいしいお米ができるように田に水を張る極めて大切な季節であることから、『水の月』が『水無月』と呼ばれるようになりました。
紫陽花には、さまざまな色があります。
紫陽花は、土壌で花色を変えるという性質があります。ピンクの花はアルカリ性の土壌で咲き、青い花は酸性の土壌で咲きます。
咲いた時からずっと同じ色なのではなく、根から吸う成分によって咲いている間にも色が変わることから、『移り気』『浮気』という花言葉があります。
また、小さな花が集まって咲いているように見えることから、『和気あいあい』『家族』『団欒』という花言葉もあります。
紫陽花には、家族がいつまでも仲良くいたいという気持ちがこめられています・・・