好きな建築家の一人に、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ という昔の建築家がいます。
大丸や神戸女学院を建てた建築家です。
ヴォーリズは先生と呼ばれるのが嫌だったようで、知り合いや近江八幡の方は皆「ヴォーリズさん」と呼んでいたそうです。
ヴォーリズ建築を語りだすと長くなりそうなので、それはまた今度として、外構がどれも素敵なのです。今日は門柱編です。
なんとも言えない、ちょこんとした愛らしさを感じます。
天端の水仕舞が良いようにモルタルで勾配をつけデザインしてます。
板の門扉も何だか可愛らしく優しげ。色合いもイイ。
100年近く前に見た近所の人たちは、このハイカラさに憧れただろうなと思います。
外回りの細かなデザインも手を抜かないで計画すると、世界に一つだけの我が家が出来るなと感じます。