コロナウイルスの影響で全国各地で催し物が中止や延期になり、さらに学校を臨時休校するようにという政府要請も出るなど感染拡大に世の中が慌ただしくなっています。
学校を休校するのは、大人と比べ子供が感染症対策(手洗いうがい)がまだきちんとできない事による感染拡大を防ぐ為だと思うのです。子供が感染すると親にも感染し、さらには職場へと感染が拡大する可能性があります。
感染拡大を防ぐには大勢の人が集まる場所へ行かず、外出を避ける事が今できる数少ない事の様です。
ユダヤ教には安息日(シャバット)と呼ばれる何もしない日が宗教的に設定されています。安息日の期間は毎週金曜の日没から翌土曜日の日没までの間。
ユダヤ教を信仰するユダヤ人国家のイスラエルでは毎週安息日になるとお店や、電車・バスといった公共交通機関までほとんどストップします。
写真はイスラエルにあるエルサレム新市街繁華街の土曜の昼と夜の様子。土曜の昼なのに人がおらずお店も閉まっています。
安息日は旧約聖書に由来するのですが、一週間に一度こういった日を設定することで、感染症の拡大を遅らせたり減らしたりする事ができるのではないかと思いました。
先人の知恵だったり宗教の教えから学ぶところは多いです。
※追記:ユダヤ教の超正統派の間では集会が通常通り行われていて、感染者が多いとのこと。