古い古民家には土間の部分の吹き抜けや小屋組みなどによく使われています。
最近、奈良県今井町にある今西家に行きましたが土間の丸太梁の架構は圧巻でした。
広い土間はお白洲も行われており、柱が1本も無い大空間。その空間を確保するためには大きな梁組が必要だったのです。見上げると大きな梁が縦横に組みあがりとてもインパクトがあります。
現在の住宅では一般的に丸太材を角材にせずそのまま使うことは殆どありません。
曲がった梁はとても魅力的ですが、その家に合った美しいカーブというのはなかなか見つからないものです。
現在建築中のモデルハウスでは、吹き抜けに地松の丸太梁を入れています。
きっとこの家のシンボルになる梁、建て方の時どんな曲線か…と緊張して見ていましたが、吹き抜けにぴったりの綺麗なカーブ!うっとりです。
完成がとても楽しみです。
2/1(土),2/2(日)と、このモデルハウスの構造が見ることができる構造見学会があります。興味のある方は是非お越しください。