ビーバーハウス50年の歴史を勝手に振り返るシリーズ第8弾!
ビーバーハウスでは以前より現場の施工を行う現場監督や、設計を行う設計士を自社で有していました。
上の写真は約20数年前の設計課の様子です。
現在図面を描く為にはパソコンのCADと呼ばれるソフトを使いますが、当時は手描きで行っていました。デスクの上に「平行定規」と呼ばれる上下に移動する物差しの付いた板を置き、それを使い図面を作成していました。
建築士試験の製図試験では未だに手描きの試験が採用されていて、写真のような平行定規を使用し製図試験に挑みます。
平行定規を見ていると学生時代を思い出しますが、学生時代も手描きしていたのはほんのわずかな期間で、ほとんどCADを使用していました。私が入社した10年前の設計課はもうすでに全てCADに変わっていて、デスクに平行定規ではなくPCがたくさん並んでいました。
上の二枚目の写真は20年前ではなく現在の写真です。二枚目に写っている設計士は実は一枚目の写真にも登場していて、社内で平行定規を使用し図面を描いていた時代からいる現役設計士です。
彼は手描きでたくさん図面を描いていたためか、プレゼン用の手描きの図面はCADにない温もりがあり、図面から生活感が伝わってきてお客様にいつも評判が良く、また何千件という設計実績によるプランの提案力は抜群です。