外来魚として名高いブラックバスは、日本の固有種を減らし、見た目もきれいでなく、釣り人以外好きな人がいないんではないでしょうか。
日本にいるブラックバスも大きく分けて2種類いて、よく一般的に言われているのがラージマウスバスと呼ばれる大きな口のタイプのバスで、これがほとんどを占めます。そしてもう一種、スモールマウスバスという種がいて、これは低水温・水が綺麗等々ラージマウスバスに比べ生息する条件が限られているバスで、日本では北の一部の湖にしかいないバスなのです。
野尻湖はスモールマウスバスで有名な湖で、それを釣りに行ってきたのですが、偶然湖の畔にある喫茶店で食事をした時に、スモールマウスバスのフライがメニューにあったので頼んでみました。
上の左の写真が実際のスモールマウスバス。見た目はグロテスクですが、身はフライにすると白身魚のようになります。味はというと、とても美味しいか、とてもマズイかを期待したのですが、とても普通の白身魚フライの味でした。言われなかったら普通のフライと変わりません。罰ゲームのように食べたのですが、普通すぎてリアクションができないという結果に。
魚は地元の漁協のお兄さんが釣ったものを、料理として出しているようです。
ちなみにラージマウスバスは琵琶湖博物館のレストランや、名神高速の大津SAで「びわBASSバーガー」が食べれたりします。
野尻湖の湖上の様子ですが、いつもと違う魚を釣っているのとアウェーというのもあり、周りの船は釣れているのに僕らの船だけ全然釣れません。周りの船で釣っている人を遠目から見て研究する時間が続きました。
野尻湖は朝7時~から午後4時までと時間に規制があるので、釣れないままどんどん時間が過ぎて焦る中、最後の1時間くらいでようやく釣り方が分かりだし、何とか最後の最後で釣れました。
またもう一度行ってみたいけど、大阪から車で片道休み無しで5時間もかかったので、リベンジは当分先のような気がします。