こんにちは!設計の山口です。
今回は水に関する内容は一回お休みし、たまには建築士らしく建具の内容でお送りします。
組子を用いた建具を一からデザインして拘り抜いた障子戸や照明パネルが
先日お施主様のお家に設置されました。
『建具には無限の可能性がある』
私の師匠が教えてくれた言葉です。
その言葉を非常に感じる仕事でした。
組子のデザインは組み合わせる事で無限に存在します。
模様を組み合わせると新しい模様ができたり、
縦横の比率が違う事から様々なパターンの絵を描いてデザインします。
CADで何時間も同じ画面を見続け、
出来上がったデザインをお施主様に見てもらって再調整し、ようやく仕上がりました。
オリジナルの建具を作ることができるのも注文住宅ならではの良いところです。
1つ拘った建具があるだけで空間が一気に上質な空間へ進化します。
是非、お家づくりの際は間取りだけではなく、建具にも拘ってみてはいかがでしょうか。