防寒と断熱

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寒い日が続きますね。

以前伊吹山の登山の紹介をさせて頂きましたが、寒暖差が激しかったのですがその時ふと家の断熱の事が頭をよぎりました。今回は登山と家の断熱のことを書いてみようと思います。(ちなみに登山は全然詳しくありませんので間違っていたら申し訳ありません。)

伊吹山は標高1377m登ったのはゴールデンウィーク。暑くて麓では半袖で過ごしていましたが、山頂付近はとても寒い!

 

山頂は10度と表記されていましたが、風も非常に強かった為体感温度も低く耳も手も真冬のようにかじかみます。念のため持って行った薄手のダウン1枚と、フェイスタオルをマフラー代わりにすることで、全然寒さが変わりました。持ってきて良かった~!と思いました。

ふと住宅において置き換えて考えてみました。住宅においても断熱性は非常に大事です。

①ダウンジャケット → 空気層は非常に断熱効果があります。外壁のグラスウールは空気を包んで断熱効果の役割を担います。寝る時のお布団みたいなものですね。

②レスキューシート → 外壁の遮熱フィルム付の透湿防水シート・屋根の遮熱シート

キャンプでも寝袋の下などに遮熱マットを敷くと温かいです。遭難した時や地震の際など防災グッズに入っているレスキューシート(アルミの蒸着シート)もその役割を果たします。遭難時の生死を左右したりします。遮熱シートは太陽が直接当たらなくても熱を遮断し非常に効果があります。冬場の災害時にもこのシートがあるとくるまっているだけで温かいそうです。(100均などにも売ってるそうです)

当然住宅においても効果は抜群です。

③重ね着 → 登山の基本は重ね着だそうです。断熱材でいうとダブル断熱といったところでしょうか。またサッシでいうとペアガラス・トリプルガラスにすることで空気層が非常に断熱効果があります。

④登山用のウールの靴下 → 床下断熱材や基礎断熱が足元の冷えを和らげます。床暖房もいいですね。足元が温まるだけで効果大です。ちなみに遭難で手袋や靴下の有無が分かれ目の場合もあったそうです。

過酷な登山では装備が生死を分けるように、住宅においても断熱性は健康に過ごすための必須アイテムです。

国や地方自治体も断熱性の良い住宅を推進しています。補助金やローンの優遇など様々な優遇措置をとっています。

家を買うのもいっぱいいっぱいなのに、とか予算が…と、簡単にあきらめないで頂きたいです。詳しく知りたい方は是非お声掛け下さい。

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