5月に公開を予定している藤井寺市恵美坂のモデルハウスがついに着工し、現在は基礎工事の段階です。
上の写真は基礎立上り部分の型枠を固定する金具です。金具をよく見てもらうと「180」という数字が刻まれています。これは基礎の厚みが180mmの時に使用する金具で、この恵美坂モデルハウスの基礎の厚みが180mmであるとう事です。
基礎の厚みが180mm必要な理由は、ツーバイシックス(2×6)で作られた壁がこの基礎の上に載るからです。
ツーバイフォーは2インチ×4インチ(38mm×89mm)の規格ですが、ツーバイシックスは(38mm×140mm)の規格で厚みが50mmも大きいのです!
ツーバイシックスを用いる箇所は建物の外周部のみで、内部の壁はツーバイフォーを使用します。なので基礎幅も外周部と内部とでは厚みが違い150mmです。上の写真が外周部と内部が交わる部分、幅が違うのがわかるかと思います。
外周部にツーバイシックスを使用する最大の理由は、その厚みです。ツーバイフォーより厚みがることで、その分断熱材を多く充填する事ができ断熱性能が向上します。
断熱性能については工事の進捗に応じてまたこのブログでお伝えしようと思います。