自称古民家好き・木好きなのですが、伝統工法を体験してみるワークショップに参加しました。伝統的な門屋の改修をします。
伝統工法が得意な大工さんや左官屋さん、瓦屋さんなど専門のスゴイ職人さんから直接教えて頂きます。
1日数時間の体験で大したことは出来ないのですが、体験を通じて職人さんの大変さやコツ、気を付けていることなどが少しだけ知ることが出来ます。
この日は竹小舞体験です。
これが以前の塀の木舞の実物。皆で編み方を研究。
まず竹は節を見れば上下の生えている向きが分かるそうです。
右側が上下逆かな…。よく分かりません。生えている向きと同じ向きに据えるそうで、何度も間違えながらなんとか設置。
貫の部分は土が乗りにくいので棕櫚縄で編みます。
木舞竹を柱に差し込む際のあそびなど、いろいろ体験を通じて知ることもできました。
ちなみに編み方も丁寧なほどけにくい編み方や地域性などがあることを教えて頂きました。
ちなみに数寄屋のお茶室などは、この木舞を意匠としてあらわして下地窓と呼ばれたりします。
古建築の壁の強度とは、しっかり固めるというよりはあそびと、しなやかさだなと感じます。