建物探訪、金閣寺編です。
昔昔見たと思うのですが、全く記憶にありません。
目の覚めるような青空の中、
黄金色に輝いています。おもわず「ワォ!」と叫んでしまいました。
2年前に屋根を葺き替えており、傷んだ金箔も一部修理されたようです。
ぴかぴかに輝いている姿を見て、足利義満が見たであろう姿は同じような姿だったろうと感慨深くなりました。
そもそも金が太陽光の元でこれほど輝くことにびっくりしました。
1階は公家風の寝殿造で阿弥陀堂になっており、2階は武家造りの住居、3階は禅宗様式となっています。
ある意味様式が違う建物のMIXですね。でもなかなか良い姿。
良く見てみると屋根の上から金色の棒のようなものが出ています。
まさか雨樋? 調べてみるとやはり雨樋でした。
3階の禅宗様の屋根の形状が非常に反ったデザインの為、雨が中央に集まり滝のように下層に流れて下層の屋根を痛めてしまわないよう下層の屋根よりも落とし口を伸ばしているしくみのようです。
とても大胆。
頂上の鳳凰は別名 不死鳥。
永遠の命、永遠の姿を求めたのでしょうか。
この美しい姿も永遠にあって欲しいです。