世界の三大建築家の巨匠フランクロイド・ライトの名作が関西の芦屋にあります。

ライトは日本がとてもお好きだったようで、日本に名作が多くあります。

その一つがヨドコウ迎賓館（旧山邑邸）です。

水平ラインと凹凸の装飾がデザインされていて圧倒されます。

ライトの建築は有機的建築（自然界の有機体のように、建物が環境と溶け合うデザイン)と言われます。

内部には天井際にずらりと小窓が並びます。

形だけでなく日本の多湿の気候をうまく快適に過ごす工夫がされていると思います。

施工する側としてはあまりに大変で発狂してしまいそうな緻密な手仕事です。

また和室では和と洋（ライト的デザイン）がうまく馴染んでいて感動的です。

建築は平面では無く立体ですので、これだけの要素を空間的にデザインするのは途方もないことだなと感じます。