こんにちは。
今日からゴールデンウィークの方も多いのでしょうか。
でも緊急事態宣言下でどこにも行けませんね。
私もどこにも見に行けていないので、以前訪れた場所、桂離宮の内容の続編で失礼します。
さて、「あられこぼし」って何でしょうか?
あられ?こぼす? なんだか美味しそうな響きもありますね。
実はこんなものです。
ふーん。それで?と思われたあなた。これにはものすごい技術と庭園美が凝縮されているんです。
桂離宮の横で採取した5センチくらいの川石をぎっしり敷き詰めているのですが、
形を合わせるのも大変ですし、石の下も真砂土20センチ~30センチと砕石で5センチほどしっかり地業されています。
この施工はとても技術がいるそうで、ベテランの職人でも一人で一日30センチ角~50センチ角ほどしか施工できないそうです。
雨水はしっかり浸透し、表面は水撥ねも無く歩きやすい、歩く人のことを考えていて、見た目も美しいって感動です。
(ちなみにあられというのは霰で、上から見るとあられがこぼした様子のことらしいです。)
ちなみにお手頃価格で自然な趣きのアプローチというと、砂味洗い出しがあります。
素朴で自然な風合いが好きです。