中之島つづき

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設計ブログ

中之島のバラ園を見た後、新しく出来た建築家安藤忠雄さんが設計された児童向け図書館「こども本の森 中之島」へ行ってきました。

安藤忠雄さんが建築費を寄贈して建てられたようです。

次回ご紹介しようと思っている中の島公会堂も資産家の方が建築費を寄贈されていますね。

現代でもこのように図書館の建築費を寄贈というのは、安藤さんの子供に本を読む機会を与えたいという熱い想いが伝わります。

yahooニュースのインタビューで気になった言葉は2つ。

「今の問題は『過保護』です。子ども中心の核家族で、子どもの言いなりじゃないですか。その子が大きくなった時、たくましく育った世界の人たちと対抗できますか。壁を乗り越える心の強さ、知的体力を鍛えなきゃいけない」

「生きる力は知的体力。30代、40代は、やけくそでいかないと。うまくいかなかったらやり直したらいい。挑戦を重ねるなかで道が開けてくる。」

いかにもプロボクサーから建築家になられた安藤さんらしい言葉です。なかなか痺れます。

外観です。安藤さんらしい雰囲気。

入口には青リンゴのオブジェが。

「目指すは未熟で酸っぱくとも明日への希望に満ち溢れた青りんごの精神」というメッセージが込められてるそうです。

中も見たかったのですが、現在予約制となっており、入口のみしか入れませんでした。

またコロナが落ち着いたら来ようと思います。

壁に伝うツタ。きっとこれは年月が経てばどんどん伸びていく設計なのでしょう。

石の表情や、サインも素敵です。

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