京都にある清水寺 2008年から行われている平成の大修復をご存じですか?
その中で屋根の大改修工事が3年をかけて遂に完成しました!
50年毎に吹き替える檜の樹皮を重ねた「檜皮葺き工法」、神社やお寺などに見られる日本文化を象徴する屋根です。
「照り起り(むくり)」と呼ばれる優美な曲線美は職人技の極みです。
生きている間にもう見ることもないだろうと足場に囲まれた本堂を記念に撮影
場所は変わりますが、
琵琶湖界隈に行くと葦(よし)葺きの屋根の家を見ることができます。
琵琶湖湾岸でとれる葦はススキやワラに比べて耐久性や排水性に優れていて、
夏は涼しく冬は暖かい屋根材となっています。
葦は葦簀(よしず)や障子、衝立は夏に風通しと涼しさを感じますね。
屋根には貝殻?
アワビの貝殻を付けると太陽光に反射して、キラキラ光りをすることによって
カラスなどの鳥除けになるようです。
屋根は形状・これから始まる真夏の日差しを断熱、デザインと機能をこだわって検討するべきだと思います。