体験記といっても数年前のものですが、「焼杉を作ってみよう!」というワークショップに参加したことがあります。(マニアックです。笑。)
そこで体験した伝統的な焼杉板の作り方を紹介します。
① 杉板を用意する。
参加者皆から、「キレイ~このまま貼りたい~」との声が。ダメです。もったいないけど焼くのです。
② 杉板を△に合わせてワラ縄で縛る。ぎゅうぎゅうに縛らないのがポイント。
③ △の下側に薪を入れ、新聞紙を入れ、火をつける。
④ ぼーぼーものすごい勢いで燃えます。(消防署に届け出済み)
すごいすごい!ちょっと怖い。
⑤ △の合わさる隙間に鎌を突っ込み、少し隙間を開けるようにして空気を入れ、まんべんなく焼く。⑥ 上下をひっくり返す。
⑦ 頃合いを見てまんべんなく焼けてそうなら、そのまま水へざぶんと素早く入れる!(今回は溝にブルーシートを張って水を貯めました)
素早く入れないとムラが出来るそうです。
⑧ 出来上がり~♪
素晴らしい出来!この立派な炭が厚いほど耐候性が上がるそうです。でも焼き杉を焼き過ぎると(笑)板の部分が薄くなりますのでそれはそれで良くありません…。
伝統的な材料は味わいがありますね。