奈良市の春日大社の裏手に春日山原始林という大きな森があります。春日大社の神山として約1000年間人の手があまり入っていなく、昔ながらの原生林が広がっています。この原始林は若草山と隣接していて、芝生で覆われて木々があまりない若草山と正反対なのです。
そんな春日山原始林に整備されている遊歩道を走ってきました。
春日山遊歩道の南入口からスタートし、原始林を一周するようにまわり、ゴールは遊歩道の北入口というコース。地図上では9kmになっていますが、実際坂の勾配を考えると約10kmの道程になります。
スタートしてから約5kmほど、永遠と坂道が続きます。以前走ったダイトレに比べると急な階段が無いものの、これはこれでとても疲れます。
後半の5kmは下り、ひたすら駆け降りるのみ。しかし時すでに遅しで、下りに入るともはや前を行くランナーを抜かすことができません。登りでいかに順位を上げておくかがポイントだったようです。
完走目的なので良いのですが、レースとなるとやっぱりコースを知っとかないといけないなと感じました。