世界遺産 白川郷

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あけましておめでとうございます!



毎年恒例のスキー旅行のついでに白川郷に行ってきました。

今までなかなか足が延ばせずにいましたが、東海北陸道の延長で身近になりました。

   

山奥の秘境のようなイメージを持っていましたが、観光地化されてました。(当然?)

現在も居住されている建物も多く、何棟かは見学することが出来ます。





今回は神田家を見学しました。(4階建てです)


神田家は、駒尻※という手法を使った免震工法になっています。

建築家ブルーノ・タウト(1880-1938)が無駄の無い手法だと絶賛したそうです。

のちに自身の作品(ベルリンの近代集合住宅群)が同じく世界遺産登録されるとは

思っていなかったでしょう。

※合掌棟の先端を駒尻のように細く削り、支点を簡素に組み合わせ、 
  地震や強風の応力を分散する手法だと書いてありました。






1階部分です。

家の真ん中に囲炉裏があり、熱が上昇し建物全体を暖めるシステムです。

しかし家の中は煙・煙・煙のスモーカー(燻製器)状態で、

建物から出たときには全身が燻製の香りに包まれています。

この煙のススにより、防虫・防腐効果があるそうです。






2階部分です。

暗くて寒く冬でも障子1枚しかありません。





斜めにはしる筋交いは杉材で、長さは25mもあります。

柱には松材が使われており、完成までに10年かかったそうです。





3階部分の窓から見える風景と、違いのわからない男(?)です。




 

4階部分です。煙はここから排気されます。


夏場はエアコンレスらしいですが、この寒さに耐えるほうが大変そうです。



快適な住まいとは?



本年も、RESTをテーマにレベルアップしたいと思ってますので、

よろしくお願いします。

中嶋でした。

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