こんにちは!設計の山口です。
先日社員旅行で九州へ行きました。
2日目は自由行動という事でオプショナルツアーに申し込み長崎(グラバー園と軍艦島)へ観光に行きました。
学生の頃に旅行で長崎に行った際にグラバー園は近くまで行ったのですが、
入った事がありませんでした。
近年、教科書に載る事のないユダヤの歴史について触れる事が増えた事もあり、
グラバー園には元々興味があり、この日は楽しみなイベントでした。
数年前に子供が生まれ、家族を守っていく立場となり、いろんな事に目を向けるようになった結果、偶然にも今まで知る事のなかった事を勉強するようになりました。
金融の仕組み、アメリカ建国、FRBの創設・戦争の裏側などなど、
ここではあまり多くの事は語れませんが、ユダヤの歴史について触れるようになってから人生が大きく変わりました。
そして今現在のグローバリズムな社会についてなど
決してメディアでは取り上げられないものの本質に目線が向くようになりました。
リングで花束を投げた有名な方もこういうお話をわかりやすくされていますね。
さて、グラバー園の話に戻しますが、
グラバーさんはロスチャイルド家系の代理人として日本でやってきたことや、
幕末の背景にはロスチャイルドが大きく絡んでいる事が知られています。
グラバー園内にあるフリーメイソンのロッジの門です。
フリーメイソンはよく都市伝説で世界を裏で操る秘密結社として紹介されてますね。
確かに時の権力者と言われる人々はフリーメイソンに属していますが、都市伝説として話される内容とは少し異なります。
興味がある方は少し調べて頂ければ面白いと思います。
フリーメイソンは元々石工職人達によって作られた団体です。
その紋章としてコンパスと定規のマークが有名ですが、そのマークが刻まれています。
この辺りの話は映画ダヴィンチコードや漫画ワンピースにも元ネタとして使われているのでご存じの方も多いかもしれません。
・・・っと
何のブログかわからなくなってたのでユダヤの話は終わりにします。
興味がある方はオススメの書籍などもあるので是非聞いてください。
さあ、建築士の出番です。
和と洋が大胆にミックスされているのに美しい。
瓦の屋根に洋風のレトロ感ある窓。
それは絶妙なバランスの元に設計されているからだと思います。
現代の家でこのようにミックスしてもこのようになりません。
色の使い方もとても美しいかったです。
こういうのはリアルの設計に直結する内容ですね。
そして庭に関してもヨーロッパの雰囲気を出しつつも、日本っぽさも感じられる独特な雰囲気に感じました。
通路部分も所々、和風の雰囲気を感じる部分があります。
階段なんかは神社の階段みたいな感じがしませんか?
広場は独特の雰囲気でした。
デザインは全然違いますが、以前に訪れたスペインのガウディ作のグエル公園の広場をなんとなく思い出しました。
よく遊園地などでこういう場所がありますが、
あれはこういう場所を真似しているように感じます。
このようなランドスケープなどは我々の住宅設計にはあまりリンクしないように感じますが、何かの発想に繋がる事もあります。
自分の中で名建築などを見学した際は、何か一つモデルハウスなどで活かす工夫をしています。
それはデザインを真似する訳ではなく、ここで感じた事を自分なりの発想でカタチに表現するという事です。
真似をしようと思ってもできませんし、
そもそも建材や作りなど全てにおいて同条件となるものがないので
真似したとしても全く違う変な建物になると思います。
感じた事を自分のフィルターを通して普段の設計に落とし込む事が重要と考えています。
全然デザインは違いますが、実際に古い民家を見学した事で生み出された外観デザインのモデルハウスも過去にありました。
そういうのもいつかアップしたいと思います。
美しい建物を見学する事は次の発想に繋がる事があるので、今後も勉強して行きたいと思います。
実はツアーの時間短すぎて建物内に関しては全く入る時間がなく、
悔いが残る見学となってしました。
次回アップする軍艦島ももう一度行きたいと思った場所となりましたので
もし長崎に行く事があれば、もう一度見学に訪れたいと思います。
次回はこの後に訪れた軍艦島について、社員旅行②をアップしたいと思います。