インド人が築き上げてきた家づくりのポイント(水回り編)

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日本や東アジアには北東や南西に玄関や水回りを持ってきてはいけない鬼門という古い考え方があります。
鬼門に関しては現在の社会情勢と現代の建築技術の家においては、全く気にしなくてもよいものです。
こういった昔ながらの家に対する考え方、家相のようなものがインドでもあるようです。
旅行先のインド人街で買ってきたインドのカレンダーに家づくりの秘訣が載っていたので紹介したいと思います。

便器の設置する場所は八方位を避けるべし

BEST TOILET ARRANGEMENT
The general rule for a toilet is that it must not be directly aligned with any of the eight directions.
トイレは、8つの方角のいずれにも正対してはいけないというのが一般的なルールです。

海外でよくある一つの部屋にシャワーや洗面台、便器がある場合の便器の正しい設置場所はどこかというもの。
日本ではトイレは単独で一つの部屋になっていて、写真の様に広い部屋に設置しないのであまり実感しません。
トイレをとても広く設計される際の参考にしてみてはどうでしょうか。

トイレとキッチンは壁を共有してはならない

The kitchen and the toilet should not share the same wall. Toilet above the kitchen also not advisable.
キッチンとトイレは同じ壁を共有しないこと。キッチンの上にトイレがあるのも好ましくありません。

今までたくさんのお家の間取りを見てきましたが、不思議と壁を共有したりキッチンの真上にトイレがある間取りを見たことがありません。
たぶんこれはそれぞれの排水が近いことに問題があるのでしょう。衛生状態が悪い昔の時代においては、トイレの汚水等が原因で病気等になっていた事を考えると、キッチンとトイレは離れていた方がよい。インドの先人達の知恵が垣間見れます。

東を向いて料理をすると幸せになる

cooking direction
Facing the right direction while cooking is just as important as cooking in the right sector of the house.
Facing EAST while cooking , makes the house a place of happy living.
Facing SOUTH while cooking , borings financial troubles and sufferings. Females of the house may experience problems.
Facing NORTH while cooking , invites financial losses.
Facing WEST while cooking , caouses skin or bone related problems.
調理する方向
調理中に正しい方向を向くことは、家の中の正しい場所で調理することと同じくらい重要です。
東向きで料理をすると、その家は幸せな暮らしを送れる場所になります。
南向きで調理すると、経済的なトラブルや苦しみが生まれます。この家の女性に問題がおきる可能性があります。
北向きで調理すると、経済的な損失を招きます。
西向きで調理すると、皮膚や骨にトラブルをおこします。

調理する方向次第で経済的、身体的に良くない事が起こる理由はさっぱり分かりませんが、インドの世界観の中で日が昇る東の方向が尊ばれているので、そこに何か関係あるのでしょうか。

皆様の家づくりに全く参考にならない情報ですが、色んな国や地域の習慣を見ているととても楽しいです。

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