神仏習合と分離でできた道明寺天満宮と道明寺

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施工現場レポート

当社の新しい分譲地「オアシス藤井寺国府」の現場の近くに道明寺天満宮があります。春は梅園で有名な神社ですが、この道明寺天満宮のお隣に道明寺というお寺もあります。

同じ道明寺という名の付く神社と寺ですが、これらがどのような関係なのか調べてみると、日本の宗教の大まかな動きか見えてくるのです。

下の写真は現在の道明寺天満宮と道明寺の様子。写真中央の緑で覆われたエリアが天満宮。その緑の外側に寺のお堂があります。

大昔、最初に土師氏により自身の祖先を祀る土師神社を作ったことがはじまり。その後仏教が日本に伝わり土師氏がお寺も作った。一つの境内に神社とお堂が同居する神仏習合と呼ばれるもので、仏教伝来以降明治になるまで日本ではお互い共存していても違和感がない状態だったという。
ちなみに土師氏は菅原道真と所縁があるらしく、そのため道明寺と呼ばれたり天満宮と呼ばれるようになったとのこと。

明治時代になると政府の方針で神仏分離となり同じ境内にあったお寺がお隣の敷地に移され、それぞれ土師神社、道明寺と別れる。
戦後天皇中心とした政治体制が終わったことで神仏分離も政策としてなくなり、土師神社は本来お寺と共存していた頃に戻るかのように「道明寺天満宮」という名前にもどしたという。

今となっては神社は神社、寺は寺という感覚ですが、それは歴史的に浅く神と仏が混合していた時代がとても長かったのだと知りました。生活の中で神道と仏教の習慣が混ざっている事に納得がいきます。

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全26区画オアシス藤井寺国府

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