先日14日にロンドンで起こったタワーマンション火災をTVのニュース映像で見てとても驚きました。ニュースによると短時間の間にマンション全体に火が燃え広がり、原因は調査中とのこと。
地震対策でよく耐震や制震をとりあげる事は多いですが、今回は火事に対するビーバーハウスの家の耐火性についてご紹介。
上の図は当社で採用しているツーバイフォー工法の図です。
火災が発生しても部屋の内側に貼られている石膏ボードにより柱や他の部屋への延焼を約20分ほど食い止めてくれます。万が一時間が経ち石膏ボードが破られても、ツーバイフォーの壁や床からなる枠組み材により他室や他階への火の延焼を遅らせます。
部屋の壁・天井に隙間なく貼る石膏ボードです。石膏ボードは燃えると水蒸気を出し、火災時温度が上昇しにくくなり、構造材が燃え始めるのを遅らせます。
時間が経ち、石膏ボードが焼けなくなった場合でも上の写真の様にツーバイフォー工法では天井・壁が接しているので2階や他の部屋へ火がまわりにくい、ファイヤーストップ構造になっています!
このように万が一火災が発生しても、初期消火までに時間をつくる事ができるのがツーバイフォー工法です。ロンドンのタワーマンション火災の様に一気に火が延焼していく事はないと考えられています。