古来日本人は、土地にはその土地の神様が宿り、建物にはその建物の神様がお住まいになっていると感じ、丁重にお祀りしてきました。家を建てるというのは、その土地の神様の居所を触ることになるので、地鎮祭は工事を行う前に、その土地にいる神様を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る儀式です。
地鎮祭は地元の神社の神主様と行う事が多く、また仏式では菩提寺の住職さんと行う事もたまにありました。
今回は八尾でマイホーム教室の卒業生でもある施主様がキリスト教ということで、地元の教会の牧師様にきていただいて、施主様、現場監督と関係者で地鎮祭を行いました。
今から家を建てる土地で円になり、牧師様に従い皆で讃美歌を歌い、そして神からのお言葉を頂いて、その土地の神様を鎮めました。
工事に入る前に近隣の方々に挨拶にまわる事と同様に、その土地にいる神様に対しても、工事を入る前に挨拶をするというのは当然の事で、宗教の違いというのは関係ないと感じました。
施主様の家族の一人である「てつ」君です。「てつ」君も一緒に地鎮祭に参加しました。