外壁の下地がモルタルで塗装仕上げの場合もAPS(エアパッセージシート)を使うことにより外壁通気工法をする事ができます。
壁の下端、APSシートの上に水切というブリキを付けないといけないのですが、工程がAPSシートと水切取付が前後しても大丈夫なようにスターターと呼ばれるAPSの部材(上の写真)があります。約10cm巾の部材ですが、これを先に現場に入れておくと、APSシートを先に貼らなくても土台の水切施工ができます。
軒に付いている白い部材は軒天通気孔で、APSを軒と壁の間に差し込み、上はその通気孔、下は水切から空気を通す仕組みになっています。