N様邸の1階リビング廻りを撮影してみました。
2×4工法の構造特徴として、木造住宅の柱・間柱にあたる材料として、
「スタッド」と呼ばれる38×89寸法の縦材がありますが、どれも均等の部材ですから、2階や屋根からの重さ、風や地震による横揺れを、1階壁→土台→基礎→地面へと、均等に力(荷重)を受け流してくれる構造になっています。
正面外観があらわれました。
まだ、部屋から青空が見えていますね。
小屋組みもしっかりしています。
2×4工法のもう1つの特徴は、構造材全てがKD材(乾燥材)であることです。在来木造建築で、構造材全てに乾燥材を使用している 工事店は、残念ながら多くないのでは???
今の住宅建築の工事期間を考えれば、全て乾燥材を使用しないと 建物が完成した後に、柱や梁が乾燥収縮して、建物のゆがみの原因になっています。
屋根の垂木も材の大きい物で、しっかりと瓦の重さを支えてくれます。